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6月12日に税制関連の消費税転嫁対策法が公布されました。 25年10月1日に施行されます。

もともと、平成元年の消費税導入時には、税込みと税抜きのどちらでの価格表示が認められていましたが、約10年前に税込表示へと一本化されました。
今回は、26年4月1日に8%、27年10月1日に10%へと消費税率の引き上げが予定されていることから、ラベルの貼り替えやシステム変更等お店側の事務負担が大きく増えない様に本年10月1日から平成29年3月31日までの間は、一般消費者に対して税抜き表示も認められます。

例えば、「10,290円（税込）」は、「9,800円（税抜）」と表示することができます。

ただし、税抜価格で表示する場合は、消費者が表示されている価格を税込価格と誤認しないための措置を講ずることが前提となります。